こんにちは、Lilyです。
ゼロからオランダ語を学び始めて10か月で、国家試験NT2 Programma 1(B1レベル)に合格しました。
この記事では、その中でも「スピーキング(spreken)」対策に絞って、私が実践した方法を紹介します。
実際に使用した教材や練習問題のリンクは元記事で紹介しています。
これはあくまでも、私自身に合っていた学習方法ですが、どなたかの参考になれば嬉しいです。
A1〜A2(初級)から意識したこと
文章を自動化する
初級のうちから特に意識したのは、恥ずかしがらずにどんどんオランダ語を口に出すこと、
そして文法の形をその都度考えなくても良いように、よく使う文章をそのまま覚えて自動化することです。
オランダ語は英語と似ている部分もありますが、語順が異なることが多いです。
例えば「お腹が空いたのでご飯を食べたい」は、英語だと
I want to eat because I am hungry
ですが、オランダ語では
Ik wil eten omdat ik honger heb
のように「omdat」などの従属接続詞を使うと動詞が文の最後に来るという特徴があります。
この語順を毎回考えていては会話が止まってしまうため、文法を理解したら文ごと覚えるようにしました。
また、役所での手続きや電話予約など、実際に起こりそうな場面を想定して会話をシミュレーションする練習も取り入れました。これは学習を始めて1か月ほどで実践し、早い段階から「話す」ことに慣れるようにしました。
B1試験に向けたスピーキング力の鍛え方
4技能の中で、最も難しいと感じたのがスピーキングです。
NT2 Programma 1の試験では、お題が出てから答えるまでの時間が数秒しかなく、その場で状況を説明する瞬発力が求められます。
さらに、試験会場では他の受験者も同時に話しており、集中力が途切れやすい環境です。
そのため、文法を意識せずに自然に話せるよう、自動化する練習が欠かせません。
文法を学ぶと短い文は組み立てられるようになりますが、単語単体で覚えるだけでは会話では使えません。
私が意識していたのは、「単語」ではなく 「表現(フレーズ)」をまるごと覚えること。
セリフのように暗記し、声に出して繰り返すことで、自然とオランダ語が口から出てくるようになります。
こうして文法を考えずに、頭の中で自動的に文章が組み立てられるようになりました。
聞こえたまま口に出してみる(シャドーイング)
「聞こえたまま話してみる」という練習は、スピーキングだけでなくリスニングにも効果的です。
私が最初に気づいたのは、ネイティブが話すオランダ語は、文字で見る言葉と実際の音が少し違うということでした。
例えば、
Ik heb het gegeten(私はそれを食べた)
という文。
ネイティブの発音をよく聞くと、最後の “gegeten” の “en” の音がほとんど聞こえないことがあります。
「エーテン」と思っていたのに、実際には「えーてっ」と聞こえる感じです。このように、書かれている形と聞こえてくる音が違う単語がとても多いです。
こうした違いは非常に多いので、聞こえた通りに声に出して練習するようにしました。
また、文のリズムや抑揚にも注目し、どこで区切るか・どこにアクセントを置くかを意識して真似します。
「耳で覚えて口で再現する」ことで、発音・リスニング力の両方が伸びていきます。
MeetupやTaalcafe、無料講座に参加する
アムステルダムやユトレヒトなどの都市では、外国人向けのオランダ語イベントが多く開催されています。
私は「Meetup」アプリで Language Meetup を探して参加したり、近所の Taalcafe に参加したりしました。
Taalcafe では、オランダ語を母語としない人たちが集まり、カフェで飲みながら会話の練習をします。私の地域では毎週集まる会があり、オランダを離れた今でも連絡を取る仲間ができました。Taalcafeはfacebookで見つけたので、一度お住まいのエリアにそういったグループがないか一度確認してみることをおすすめします。私のエリアは読書クラブなんかもありました。意外と海外ではfacebookが使えるんだと知りました!
AIの活用そして独り言練習
語学学習で欠かせなかったのが ChatGPT です。自分が言いたい文章をオランダ語でどう表現するかを調べたり、
自作の文が自然かどうかを確認したりするのに大活躍しました。
翻訳アプリより正確で、外出先でも「これ何て言うんだろう?」と思った時すぐに確認できます。
また、元記事に書きましたが、独り言練習も効果的でした。実際に起こりそうな場面を想定して、オランダ語で会話をリハーサル。同じフレーズを繰り返すことで、自然に口から出てくるようになります。
Lezen(読解)もスピーキングに直結する
スピーキングとは別に、読む練習(Lezen)も欠かせません。読解を通じて多くの自然な表現を学べます。
私は子供向けの本からカジュアルな言い回しを学びました。
例えば、テキストでは「Mag ik thee?(お茶をもらえますか?)」と習いますが、実際の友達との会話では「Doe maar thee」のように言うこともあります。
また、B1試験では「日常の簡単なシーンの説明」が求められます。例えば料理をする時の工程など、普段説明しないことも話せるようにすることが大切です。私は女性誌の料理記事を参考にしながら、「玉ねぎを切る工程」など一人で勉強しているとなかなか触れられない表現を覚えていきました。
試してみたけれど、上手くいかなかった方法
言語交換アプリ・言語交換
出会い目的のユーザーが多く、まじめに学習したい人には効率が悪いと思います。また言語交換なので、自分も英語なのか日本語なのかを教えないといけないので、相手のモチベーション次第で不定期になりがちで難しかったです。
AIとの会話(GeminiやCopilot)
精度は高いものの、無料版では話せる回数に制限があり、練習量を確保できませんでした。
スピーキング(Spreken)対策まとめ:5つのポイント
- 文法を考えずに話せるよう「文章を自動化」する
よく使うフレーズをセリフのように覚えて口に出すことで、語順を迷わず話せるようにする - 実際に起こりそうな場面を想定して練習する
役所・電話予約・買い物など、具体的なシチュエーションをリハーサルしておく - 「聞こえたまま」真似して発音を身につける
ネイティブの音をそのまま再現するシャドーイングで、発音とリスニング力を同時に鍛える - AIや独り言を使って日常的にアウトプットする
ChatGPTで自然な表現を確認し、思いついたことをオランダ語で独り言として練習する - 読解(Lezen)を通して表現の幅を広げる
子供向けの本や簡単な言葉で書かれた雑誌から、会話で使える自然な言い回しを学ぶ
DUOの練習問題はYouTubeにもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
staatsexamenのYouTubeチャンネルは<こちら>
以上、参考になれば嬉しいです。一緒にオランダ語の勉強をがんばりましょう~!!
Instagram(@5ftraveler)もやっているのでフォローお願いします:)



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