こんにちは。Lilyです。
今日は、海外移住をする際の準確定申告についてまとめてみました。
これはあくまでも、日本で会社員として勤務してたが、年の途中で退職をして海外移住をした私の経験談です(2024年6月時点)。私は専門家ではなく、あくまでも素人の私が海外移住を機に経験したことを参考までにまとめているので、確実なことは国税庁や最寄りの税務署、また税理士さんにご確認ください。
準確定申告って何?
会社員の場合で他に20万円を超える副収入などがない場合は、年末調整だけなので確定申告を行う必要がない場合が多いと思います。ですが、確定申告を行わなければならない場合、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得について、翌年2月16日から3月15日までの間に確定申告を行い、所得税を納付することになっています。(参考リンク)
海外移住をした私の場合、
1.年内退職&翌年確定申告の時期には日本にいない
2.出国までの期間に収入や副収入がある、そしてふるさと納税など控除すべきものがある
3 .出国後の年内収入が特にない
ということで準確定申告をすることにしました。ちなみに、出国前に納税管理人を設定してその代理人にお願いすることも可能だそうです(参考リンク)
申請の流れ
マイナンバーカード(2024年5月27日から国外転出しても使用可能‐参考リンク)があればオンラインでも確定申告は可能ですが、私は自信がなかったので最寄りの税務署に予約をとり、現地で職員の方と一緒に記入しました。
場所によっては予約が取りづらいです。私の場合、税務署に電話した日から2週間後の日程で予約が取れました。
すでに退職日が決まっている、出国日が決まっている場合はなるべく早く予約をとることをおすすめします。
あとは、通常の確定申告の流れとほぼ同じだった記憶です。(国税庁 確定申告書など作成センター:参考リンク)
出国後に退職金の支払いがある予定は忘れず記入します。
申請時点で退職金に関する源泉徴収票がない場合は、事前に会社にいくら入るかを確認することをおすすめします。
どれくらいで還付金の入金がある(ある場合)?
申請した内容によっては還付金がある場合があります。
人によるかと思いますが、私の場合は申請後3週間ほどで指定した口座への入金を確認できました。
まとめ
- 出国日までに会社を退職し、年内に他の収入源がなく、控除すべき項目があり、かつ源泉徴収票に「年末調整未」の記載がある場合、準確定申告を行う必要がある。
- 不安な場合は、最寄りの税務署で職員の方と確認しながら申告を行うことができる。
<その他参考リンク>
国税庁HP:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm
東京国税局:https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/kokugai/pdf/04210617_01.pdf
国税局窓口相談:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shirabekata/9200.htm#a02
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