【オランダ生活】住民登録、BSNナンバーとDigiDの取得

住民登録 オランダ生活

こんにちは。Lilyです。

今日は、オランダでの住民登録についてまとめてみました。
住民登録を行うことで、オランダの住民として絶対に必要な銀行口座の開設や運転免許の取得など、様々な手続きに欠かせないBSNナンバーやDigiDを取得することができます。
 
これはあくまでも、オランダ国籍の夫と日本で結婚した後、一緒に移住した私の経験談です(2024年6月時点)。最新の情報は最寄りの市役所で確認することをおすすめしますが、似た境遇の方々の参考になれば嬉しいです。

最寄りの市役所で住民登録

INDから滞在許可がおりたら、最寄りの市役所(gemeentehuis/stadhuis)でまず予約を取ります。
*オランダの役所手続き関連はすべて予約が必要です 

私は郊外に住んでいるので予約が比較的取りやすかったのですが、アムステルダムやロッテルダムの方は予約が取りづらいと聞くので、INDから滞在承認がおりたらすぐに市役所の予約を取ることをおすすめします。  

必要書類 

私が実際に使った書類は下記。

  • アポスティーユ付き戸籍謄本&翻訳版
  • アポスティーユ付き婚姻届受理証明書&翻訳版 
  • パスポート
  • IND‐滞在許可証承認のメール 
  • IND‐在留カード受け取り予約メール

 *婚姻受理証明証は念のため持参しましたが、住民登録の際は戸籍謄本さえあれば問題ないと思います
 婚姻登録の際は必要なので、渡欧前の取得をおすすめします。

私の場合は在留カード(verblijfsvergunning kaart)がまだ手元になかったので、滞在許可承認メール(①どの種類の滞在許可証で②いつまで滞在が可能かが記載されているもの)と在留カード受け取り日確約メールを担当者に見せられるようにしました。 
戸籍謄本などは職員の人がコピーなどを取る場合がありますが、そのまま返してもらえます。

アポスティーユ証明に関しては大使館では申請できず、外務省での申請になるので、
出国前に用意することをおすすめします。
参考リンク:各種証明|在オランダ日本国大使館外務省‐公印確認・アポスティーユとは 

登録の流れ

現場で書類を渡されるので、必要事項の記入をします。私が覚えている範囲では 

・氏名、出生日、出生地、現住所、パスポート情報 
・過去のオランダに居住有無、場所 
・両親の氏名、出生日、出生地
・配偶者名、出生日、婚姻日 
・(子供がいる場合は)子供の情報 
・過去の婚姻歴(相手の氏名、婚姻日、離婚日など)

などの項目がありました。
ただ、私の場合は自分と配偶者の情報さえ書けば、あとは曖昧な感じで問題なかったです。笑 
例えば、私は両親の出生地などわからなかったので、「名前は書けるけれど、出生日とかは覚えてないよ」と伝えたところ、「あーじゃあ大丈夫」みたいな感じで職員の方としては「一応聞くルールだから聞いた」スタンスで絶対書かないと登録できないとかそういうことではないそうです。 

なので、アポスティーユ付き戸籍謄本さえあればそれほど心配しなくて大丈夫かと思います 笑 

BSNナンバー(Burger Service Nummer)

市役所での手続きから約2週間前後で、自分が記入した内容とBSNナンバーが郵送で届きます。 
BSNナンバーは日本でいうマイナンバーみたいなもので、住民一人一人に付与される番号です。 

DigiD(オランダの個人認証システム)登録の流れ

そして、このBSNナンバーを元にDigiDを申請します。 
DigiDとは、オランダ政府が提供する個人認証システムで、オンラインでの政府関連手続きや公共サービスを利用する際に、自分の身元を確認するためのデジタルID(電子ID)です。 

DigiDのホームページからユーザーネームやパスワードなど登録後、3日営業日以内に郵便でactivation codeが送られてきます。

そのactivation codeを使ってマイページにログインすると、登録完了となります。
DigiDを使って税金関連の手続きや運転免許証、健康保険や年金情報の確認など、生活をする上で必要な各種サービスサイトへのアクセスが可能になります。

まとめ

  • INDから滞在許可がおりたら最寄りの市役所で予約を取る
  • 必要書類を持って市役所へGO
  • 市役所での手続き後、2週間前後でBSNナンバーが記載された手紙が自宅に届く
  • BSNナンバーを使ってDigiDアカウントを作成

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